USHIKI INT'L PATENT OFFICE


 

 
 
2011年6月1日


 
近 況 雑 感


1.私は、今から47年前の1964年(昭和39年)6月16日午後1時2分に起きた新潟地震の時、当時住んでいた新潟市から仕事のため出張していた燕市にいました。昼食を終えて立ち上がろうとした瞬間に大揺れが来ましたが、同時にTVは中断し、震源地が新潟市の信濃川の川口沖の日本海であることを知ったのは、かなり時間が経ってからでした。当時、言われていた東京を中心とする関東大地震の再来かと想像しましたが、それは外れ、正に地元だったのです。

 燕市から、依頼会社の自動車で新潟市の自宅まで遠回りして送ってもらった時は夜に入っていました。

 翌朝、市内の様子を歩いて見て、いろいろな惨事に出会いました。信濃川沿岸に近い場所に建つ三棟の大きな県営アパートが土台の底を丸出しにひっくりかえっていましたし、西新潟と東新潟との間を流れる信濃川に架かる新築したばかりの昭和大橋は、橋梁の数個の連結箇所が離脱し転落していましたし、北東の空を見上げると二基の石油タンクから発煙が立ち昇っていました。

 一方、同じく信濃川にかかっている昭和5年頃に建造された古い万代橋は、舗装された車道には多くの欠損孔はありましたが、歩行には支障はなく、西新潟から東新潟への歩行による通行はスムーズにできました。しかし、新潟という地名が示すように、堆積地層の上に建つ市内の道路その他の各所には液状化現象によって地下水が溢れ出ていましたし、大きなコンクリートビルの1階部分はそのまま半地下状態に埋まっていました。

 以上の新潟地震は、新潟で国民体育大会が終了したちょうど1週間後の出来事だったのです。(昨年6月には戦後2回目の国体が開催された。)

 ところで、当時は、新潟県の日本海岸には原発は一基も存在しませんでしたが、その後、柏崎市に東京電力の原発が設置され、最近起った中越沖地震では大きな被害を受け、現在も休止している機体があります。

 いずれにせよ、地震国であるわが国に原発を設置することは自殺行為に連がることをわが国政府は認識しなければなりません。原発には国民に対する安全,安心は保証されていず、人災の原因となっているのです。

 

2.今月の裁判例コーナーでは、次の3件を紹介します。
(1)立体商標「香水瓶」拒絶審決取消請求事件:知財高裁平成23年4月
   21日判決認容/審決取消>➡G−121
(2)登録意匠「浄水器」無効審決取消請求事件知財高裁平成23年4月
   28日判決請求棄却B2−15
(3)登録商標「信濃のくるみっこ不使用取消審決取消請求事件知財
   高裁平成23年5月30日判決<請求棄却>➡G−122

 

 

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