USHIKI INT'L PATENT OFFICE


 

 
 
2011年4月1日


 
近 況 雑 感


1.東北関東大震災(東日本大震災)が3月11日午後2時46分に起こり、東京秋葉原のわが事務所のある10階建のビルも大きく揺れました。私は10階の事務室にいましたから、ビルの揺れ動きに伴う書棚の傾きと書類の滑り落ちを目撃しましたが、それ以上の被害はありませんでしたので、安心しています。

 翌日、岩手県の顧客や友人に電話又はメールしましたところ、無事で仕事に支障はないとの返事をもらってほっとしているところです

 今回震災に遭われた三陸海岸その他の地名は、毎年秋に、盛岡市にある会社の社長と専務が私を1泊のドライブ旅行に招待してくれて行った場所ばかりです。北から、久慈市,田野畑村,普代村,岩泉町,宮古市,山田町,大槌町,釜石市,大船渡市,陸前高田市,気仙沼市,遠野市,花巻市,平泉町がそうであり、大津波のつめ跡の恐ろしさをテレビその他で見せられています。昨秋には釜石と大船渡でサンマを食べました。

 しかし、それ以上に被害を拡大しているのは、東京に本社がある東京電力が設営している福島県の太平洋岸にある原子力発電所の事故です。東京電力は新潟県柏崎にも原発を持ち、中越沖地震では大きな事故を起しています。

 この東電はいずれも、東京都,千葉県,神奈川県ではなく、東北電力エリアで原発を設置し、これを東京等へ送電するという矛盾と無駄な方法をとっているのです。そして、事故の被害を直接受けるのは、福島県や新潟県の住民であって、東京都民ではありません。

 そこで思い出すのは、私かつてケルンからマインツまでのライン上りのボートに乗船し、当時の西ドイツの首都ボンのあたりを通過した時に見た光景です。そこには、あの特徴のある原発のでかい煙筒が2基、ライン河畔に並んで立っていたのです。ということと比較して、わが国の東電は、東京湾になぜ原発を設置しないのかという疑問です。東京都民にだけは、今回のような悲劇に遭遇させたくないという思いやりなのかどうか。しかし、もしわが国が将来ドイツの方向性、フランスや米国のように電力を今後も原発に依存したいのであれば、東電は東京湾や三浦半島に、関電は大阪湾や紀伊半島原発設置するようにするのが公平であり、正義であと思います。しかし、いずれに設置することも勿論反対です

 

2.先月号では、京都大徳寺内大仙院住職の尾関宗園師作の「健康訓」を紹介しましたが、今月号では同師の「長寿十訓」を紹介しましょう。

一.少肉多菜   一.少怒多笑

一.少塩多酢   一.少言多行

一.少糖多果   一.少慾多施

一.少食多齟   一.少衣多浴

一.少煩多眠   一.少車多歩

 以上の十訓をわれわれは毎日の習慣として実行すれば、健康を保持し長寿を持続することができ、そこからいいアイディアが生まれてくることになると思います。

 

3.今月の裁判例コーナーでは、次の5件を紹介します。
(1)「美顔パック」商品形態差止等請求事件:東京地裁平成23225
   請求棄却>→C1−44

(2)登録商標「名奉行金さん」登録無効審決取消請求事件:知財高裁平
   成23年228日判決請求棄却>→G−117

(3)登録商標「黒糖・ドーナツ棒」審決取消請求事件:知財高裁平成23
   324日判決棄却G−118

(4)脚本の収録,出版妨害禁止等請求事件:東京地裁平成22910
   判決請求棄却知財高裁平成23323日判決控訴棄却
   
D−69

(5)「瓶容器・化粧箱」商品形態侵害損害賠償請求事件:東京地裁平成
   23310日判決認容 C1−45

 

 

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