USHIKI INT'L PATENT OFFICE


 


 
2010年5月1日


 
近 況 雑 感


1.今年も新緑のはじまる季節とはなりましたが、一年で最も華やかな時期となるはずの今年の4月は、わが国では一寒一温の春でした。これも、大自然の大生命の中の出来事であることを、世界各地での地震という現象も含めて、われわれは認識しなければならないと思います。

 その中で、アフリカ大陸のサハラ砂漠の南部地域(ニジェール,マリ,チャドあたり)は旱魃現象が顕著で、飢餓が蔓延し、早い救済を待っているところです。こういう時には、今年3月1日号の本欄(第1−28)で紹介した新稲米「ネリカ(Nerica)」の動向が気になるところであり、現状において活用されているのかどうか気になるところです。ネリカ米について紹介した記事に出ていた写真の国はベニンでしたから、サハラ砂漠とは大部遠いようです。

 毎年、孫の成長を記録しているような写真入りのカードを送ってくるアイスランドのレイキャビク在住の弁理士からは、今年5月にボストンで開催されるINTA総会に出席する旨の案内を受取りましたが、氷河の地下からの火山爆発が起きている国内の状況はどうなっているのでしょうか。北極では、雪ならぬ雨が降っている昨今といわれています。

 

2.こういう中で、現在、わが事務所のあるビルの10階の部屋から東方によく見えるタワーの「東京スカイツリー」が、今年に入って目線より日増しに高くなってきているのがわかります。現在350m位の高さといわれていますが、わが事務所のビルから近い三井記念病院の高層ビルが目線から抜かれるのは時間の問題です。

 東京では、都内のビジネス街の旧ビルが新ビルに建て替えられる建築ラッシュが続いていますが、来たるべき地震への対策は十分にとられているのでしょうか。浅草では、浅草寺の山門の屋根は工事終了し完成しましたが、本堂の屋根が現在建築中です。この屋根には、チタンという超高級で軽量で不誘性のある金属材が使用されていますが、これも耐震性を考慮した屋根の葺き替え工事です。

 

3.今月の裁判例コーナーでは、次の4件を紹介します。
(1)図形標章の不競法違反・商標権侵害事件:東京地裁平成21年12月24
   
日判決<棄却>→C2−15

(2)登録商標「DEEP SEA」不使用取消・審決取消請求事件:知
   
財高裁平成21年10月8日判決<認容/審決取消>→G−95

(3)登録商標「SEMIE MOSELEY」不使用取消・審決取消請
   
求事件:知財高裁平成22年2月24日判決<棄却>→G−96
(4)「寒天オリゴ糖」周知商品等表示・損害賠償請求事件:知財高裁平
   
成22年4月13日判決<棄却>/静岡地裁浜松支部<棄却>
   
C2−16

 

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