USHIKI INT'L PATENT OFFICE


 


 
2008年3月1日


 
近 況 雑 感

1.個人が立ち上げてすでに10年以上経過している「アブダクション研究会」(Abduction Study Group.拉致研究会ではない。)を私が知ったのは、数年前に設立された「日本文理シナジー学会」(本部・東海大学)が毎年開く総会時の研究発表会において、前記研究会代表の福永征夫氏が極めづけの難題について発表されたのが動機であった。この研究会は、正に文と理のいろいろな分野で今でも活躍されている方々が隔月の定例会に出席されており、出席者に発表担当者に、強烈な質問をあびせ、互いに激論を交わしている様は、関心はあっても必ずしも専門家でない私は常に圧倒されている。
 
最近の研究発表は、杉山光裕氏の「量子コンピュータとアブダクション」というテーマであったが、1年ほど前に私から福永代表に「量子力学」について取り上げてもらいたいと頼んでいたものであった。
 
この研究会では、私が以前「NBL」などで発表した「職務発明」の評価をめぐる弁理士の「クレーム力」についても取り上げられた埼玉大学の先生とは、現在この問題について妥当な答えを出すべく研究中である。この問題の研究は、他人事に対する評価には熱心でも、自分事には全く関心のない弁理士や弁理士会に対する批判の意味もある。
 
文と理の両異質分野の仕事を本分としてシナジー効果を出そうと努力しているわれわれ弁理士は、特許法の哲学ともいえる多くの知的財産分野の考え方の本質を取得するためにも、アブダクション研究はけっしてムダ事ではない。前記研究会に関心のある方は、次のweb−siteにアクセスしてみて下さい。
 
http://groups.yahoo.co.jp/group/abduction/
 
abduction@yahoogroups.jp


2.今月の裁判例コーナーでは、次の1件の事件を紹介します。これは前回紹介した付記判決(B1−30)の続編ともいうべき、同一部でなされた判決事件です。他の判決事件も用意していたのですが、イ号物件の図面などが入手できないために次回にまわします。
(1)包装用容器事件(付言判決第2弾):知財高裁平成20年1月20日
   
(3部)判決(請求棄却)→B1−31


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