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2008年10月1日


 
近 況 雑 感

1.9月6日(土)7日(日)には、京都国際会館を舞台に、第9回「国際マンガサミット」が開催され、私も日本マンガ学会の会員ということもあって参加した。しかし、国際とはいえ、欧米からの参加はなく、中国、韓国、台湾、香港という東アジアのマンガ家や出版人たちが集い、今年は、「食とマンガ」をテーマとして議論し合った。
 
7日午後からは、国際会議場から烏丸御池にある「京都国際マンガミュージアム」に移動し、夕方には太秦にある「映画村(東映撮影所)」を見学し、そこのホールではバンケットが行われた。そこで、アトラクションとしてやなせたかし氏のアンパンマン・ダンスと歌があり、また里中満智子さんや水島新司氏らの非常に真面目な挨拶があった。


2.次に、9月13日(土),14日(日)には、岩手にいる友人らと、「平泉文化遺産コンサート」と銘打った野外特設ステージの大庭園に足を運び、ヴァイオリンの葉加瀬太郎とそのグループ、バンドネオンの小松亮太とそのグループの演奏を聴いた。小生は、毎年秋になると岩手へ行って自然を探索するのが恒例となっているが、今年は、平泉を中心に、南部の江刺,花巻,遠野とまわり、宮沢賢治記念館や遠野ふるさと村などを訪れたから、途中、花巻と遠野の秋まつりに出会ったりして、心豊かな旅であった。
 
さらに、驚くべき事実が地元の「岩手日報」に掲載されていた。
 
それは、来年1月から放送開始のNHK大河ドラマ「天地人」のロケが、奥州市江刺区の歴史公園えさし藤原の郷を中心に行われ、そのエキストラとして総勢250人を募集するという記事を発見したことであった。
 
ロケは、9月19日から24日まで、22日を除き、午前4時半〜午後5時70人(男性20〜50代)とか、午前6時半〜午後11時30人(男女20〜50代)とか、計5か日、集中的に行われるようであった。
 
私は、物語の舞台は越後(特に中越地方)であるから、ロケも地元の何処かで行われるとばかり思っていたが、期待外れであった。
 
実は、岩手県は各地に劇場映画やTV映画のロケ地を早くから準備しており、やはり大河ドラマの「義経」も、平泉や中尊寺周辺がロケ地として選ばれていたことは、一昨年現地へ行ってわかった。


3.今月の裁判例は、次の3つを紹介する。このうち、(1)の判決は、出願意匠を拒絶したり、登録意匠を無効としたりするときに引用する意匠は、単なる公知意匠と広く知られた周知意匠とでは違い、デザインのブランド化現象を有している周知意匠にあっては、不競法的な要素の導入が必要であることを説示している点が注目される。
(1)部分意匠“運動靴”無効不成立審決取消請求事件:知財高裁平成20
   
5月28日判決<認容→審決取消>→B2−11
(2)商標「BonTerra(ロゴ)」登録取消審決取消請求事件:
   
知財高裁平成20年6月26日判決<棄却>→G−69
(3)商標「ラクダ図柄+INCA CAMEL」登録無効審決取消請求
   
事件:知財高裁平成20年9月30日判決<棄却>→G−70


4.このHPをごらんの方々には本当に感謝しています。特に裁判例にあっては、それらのものは生きた教材であり、大いに活用され、現場における仕事に対する法的考え方をまとめるための教材として生かして下さい。
 
また、質問などがありましたら、ぜひお知らせ下さい。必ずお答えします。


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