2003年 10月 1日
 


 
近 況 雑 感



1.本号の発行がややおそくなりましたが、先月末にいろいろと仕事が重なったため、時期に間に合いませんでした。
時期に間に合わないといえば、当初、10月中旬の刊行を予定していました「意匠権侵害−理論と実務」の発行が、1000ページを越す大作になるため、11月中旬となりましたことをお知らせします。出版社は経済産業調査会です。
そこで、同書の「はしがき」部分だけをとりあえず紹介しておきますので、よろしくお願いいたします。→第3 ニュースコーナー 4

2.今月は、次の3つの判決事件を紹介いたします。
(1) 東京地裁平成13年9月20日判・・・・・「虚偽事実流布」不正競争防止法事件 →C2−6
(2) 東京高裁平成15年6月4日判・・・・・「Afternoon Tea」商標登録事件 →G−23
(3) 東京高裁平成15年8月29日判・・・・・「角瓶ボトル」商標登録事件 →G−24

3.新しい民事訴訟法が来年4月1日に施行されるに伴い、知的財産権をめぐる侵害訴訟事件に「専門委員」を関与させる制度が発足しますが、意匠権侵害における類否判断の難しさは特許権侵害の判断の難しさを超えるものがありますので、裁判所としては、やはり「専門委員」を選任する必要のある場合があると思います。このような意匠の特殊性に鑑み、最高裁判所から日本弁理士会に推せん依頼があった際には、私もこの分野の専門委員として応募してみたいと思っています。
  意匠の類否判断の難しさの所以は、前記近刊著書の「はしがき」で記述しています。


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