2002年9月1日
 


 
近 況 雑 感



 
1. 炎暑が続いていますが、皆様にはお元気のことと存じます。
今月の裁判例研究コーナーにおいては、著作権侵害に関する3つの判決を紹介します。
第1は、D−2に紹介した「雪月花」他の"書"の引用をめぐる東京高裁の控訴審判決(D−30)、第2は、論文コーナー10で紹介した「ファービー」人形の山形地裁の刑事事件判決に対する仙台高裁の控訴審判決(D−31)、第3は、「はだしのゲン」他の講談のシナリオの使用をめぐる東京地裁判決(D−32)です。

2.昨年9月1日の「近況雑感」を見ますと、8月中に2つの長い論文をまとめたことを書きましたが、それは、「著作権の成立と保護範囲」(知財管理2001年10月号)」と「漫画キャラクターの著作権保護」(パテント2001年12月号〜2002年2月号)でした。そして、その延長線上にある論文が、前月お知らせしました「著作物の類似概念」です。

3.来る9月17日には、最高裁判所に上告していました登録商標「Mマーク mosrite」に関する商標法51条1項に基く登録取消審決の取消判決に対する最高裁判決が出ます。上告審では、まず上告受理の決定があり、今年7月16日に口頭弁論が開かれた次第です。最高裁判決(第3小法廷)は、10月号で紹介したいと思います。

4.このホームページに掲載されている私の論文,論説には、著作権が与えられていますので、無断複製を禁止します。引用される場合には、必ずこの出所を明記して下さるようお願いします。All Rights Reserved.