2002年7月1日
 


 
近 況 雑 感



 
1. 今月の裁判例研究コーナーは、またまた著作権侵害訴訟の3つの判決です。いずれも新聞等のニュースとして報道もされています。D−27D−28D−29をクリックして下さい。

2.裁判例コーナーのD−24「スイカ写真」事件の控訴審判決に対する最高裁の決定が6月27日に出ましたので、この決定を目次及び本文に追加しましたので、お知らせします。

3. 私は40年以上、弁理士としての固有の仕事を継続してやって来ましたが、"実務"と"研究"を車の両輪として走ることを人生のモットーとして、今日に至っています。日頃、発明特許の明細書を書いていますから、意匠の類似の意味をよく理解できますし、新技術の開発と保護のためには、リーガルマインドをもった弁理士による適切なアドバイスと十分保護できる範囲にまとめる才能と経験が必要であることを痛感しています。また、明細書の作成は論文の作成と実質的に同じです。即ち、他の追随を許さない卓越したアイディアによる学説であっても、読者を常に意識して読者を説得させなければ無意味であると同じように、明細書もまた、常に審査官を意識して彼らを説得するための文章構成をするのでなければ意味がありません。同時に、侵害に対して強いクレームにしなければなりません。これは、弁理士自身が、新しい開発技術を法律的に理解し解釈するという"知的財産"を所有していなければならないことを意味します。

4. このホームページに掲載されている私の論文,論説には、著作権が与えられていますので、無断複製を禁止します。引用される場合には、必ずこの出所を明記して下さるようお願いします。All Rights Reserved.