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2018年7月1日



 
近 況 雑 感

1.「米英鬼畜」・「月月火水木金金」・「欲しがりません勝つまでは」などと教えられて過ごしたあの頃の出来事を書いた投稿が、朝日新聞「声」に出ていた。それは、「校庭に積み上げられた西洋人形」と題して大竹洋子さん(福島県81才)が書かれたもので、「私たちは、その周りを遠巻きに取り囲み、若い男の先生が人形の山を竹やりで突くのを見せられ、火をつけて燃やすのを見せられました。誰もが無言でした。」そして、子供心には「何で残酷なことをするのだろうと思ったものです。」(朝日新聞2018年6月19日 10頁)

 ところで、長岡市内が米軍空襲によって全焼した8月1日が今年も間もなくやってきますが、8月12日午後には子供を含め24名が定員で、「史跡巡りバスツアー」が行われますので、長岡戦災資料館(0256-36-3269)に申し込めます。 

 

2.戦後73年に当たる6月23日に沖縄は「慰霊の日」を迎え、糸満市摩文仁の平和記念公園で追悼式がありましたが、この日は沖縄での日本軍の組織的戦闘が終わった日とされています。この追悼式で相良倫子さん(14才)が、「生きる」というタイトルの「平和の詩」を朗読しました。

「みんな、生きていたのだ。/私と何も変わらない、/懸命に生きる命だったのだ。」 

「壊されて、奪われた。/生きた時代が違う。ただそれだけで。/無辜の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。」

「小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。/優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。/青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。」

「私は、今を生きている。/みんなと一緒に。/そして、これからも生きていく。/一日一日を大切に。/平和を想って。平和を祈って。/なぜなら、未来は、/この瞬間の延長線上にあるからだ。/つまり、未来は、今なんだ。」

(朝日新聞2018年6月24日 35頁から)

 

 この式典の様子をTVで見ていた八木真宏さん(糸魚川市 77才)は、「中学生の朗読にくぎ付けになってしまいました。」と書いています。(新潟日報2018年6月13日 5頁「窓」から)

 

3.読者の皆様は、「ドカベン」という名称のマンガをご存知でしょうか。秋田書店が毎週発行している週刊「少年チャンピオン」に昭和47年(1972)から連載していたのが、今年6月28日発行号で完結となったのです。

 「ドカベン」とは、本名山田太郎のあだ名であり、普通の高校生の何倍もの大きい弁当箱を毎日持参することから付けられたのであり、登校する高校ではキャッチャーを務めていたのです。

 作者の水島新司さんは、新潟市時代の私の小学校・中学校の後輩ですが、在学中に出会ったことはありません。数年前に京都市で開かれた「アジアマンガサミット会議」で、私が日本マンガ学会の会員として初めて会って彼に話しかけましたが、彼は中卒で就職のためまず上阪したのです。大阪では、貸本マンガ店に出すためのマンガを書き始めたのです。

 マンガ「ドカベン」に登場する何人かのキャラクターは、新潟市古町5番町のアーケード下の商店街に銅像となってが並んでいます。

             

 

4.これもややプライベート的なニュースですが、思想史家としての武田清子さん(本名・長清子)が4月12日に100才で老衰されました。ICUで教鞭をとられてはいましたが、「真の知識人という言葉がふさわしい人だ」と朝日新聞は書いています。(2018年6月30日夕刊「惜別」)

 同紙によれば、同先生は神戸女学院から渡米して学び、終戦前に日米交換船で帰国し、戦後は日米知的交流委員会に参加し、またアジア各国を訪ね、日米の戦争責任を胸に刻み、和解の道を探った人でもあるといわれています。

 私の妻はICU時代に武田先生にいろいろと世話になったと言っていますし、日本マンガ学会の前会長でマンガ評論家の小野耕世さんも同学で世話になったはずです。

            

 

5.今月の「裁判例研究コーナー」では、次の5件について紹介します。

 

(1)登録商標「極真 KYOKUSIN」他商標権侵害差止等請求事件:東京

   地裁平成29年3月23日(民47部)判決<請求認容>➡F−71

(2)登録商標「極真 KYOKUSIN」他商標権侵害差止等請求控訴事件:

   知財高裁平成29年12月25日(3部)判決<請求認容>➡F−71−1

(3)出願意匠「ライター」拒絶審決取消請求控訴事件:知財高裁平成30年4月

   12日(3部)判決<請求棄却>➡B1−63

(4)「SAPIX」標章・不正競争行為差止等請求事件:東京地裁平成30年

   5月11日(民40部)判決<請求棄却>➡C2−38

(5)特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求却下の審決取消請求事件:知財

   高裁平成30年5月30日(2部)判決<請求棄却>➡I.1−14

 

 また、第1.5 特別論文「インダストリアルデザイン―その美と保護の研究―」の第4回分を今月号に発表しますので、お読み下さい。➡1.5−7

 

6.このHPに掲載されている私の論文,論説には著作権が与えられていますので、無断複製を禁止いたします。引用される場合には、必ずその出所を明記して下さるようにお願いいたします。 All Rights Reserved.


 
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