USHIKI INT'L PATENT OFFICE

e-NEWSLETTER


 


あなたは番目のお客様です

 
2021年6月1日



 
近 況 雑 感

1.私が以前、本欄において書いた新潟長岡空襲時の記事と同じような内容の投稿記事が朝日新聞「声」欄に掲載されていました。1つの見出しは「にぎりめし手に生きる喜び実感」(丸山勝・83才・東京都)で、丸山さんは当時、甲府に住んでいたのでしょう、「伯父が甲府の空襲を知り、にぎりめしを届けてくれました。一家はこれを食しながら、今、生きている喜びををかみしめていました。」というのです。
 もう1つの見出しは、「焼け出された日 おにぎりの味」(土井忠利・82才・福岡県)であり、土井さんは述べている。「急いで家の中の通帳類が入った非常用かばんを取り、近くの防空壕に逃げ込んだ。町全体が火の海となり、黒煙が濠の中に。私も意を決して外へ。目の前は猛煙で、焼夷弾が道に突き刺さり、火花が吹き上げている。大人は誰ひとり気にかけてくれず1人で泣きながら必死で逃げた。真夏の日が暮れる少し前、兵隊さんが大きな声で「1人ひとつです。」と白いおにぎりを支給してくれた。朝から何も食べていないことに気付き、急に空腹感を覚えた。本当にうれしかった。そのひと口がおいしかった。戦後76年を迎える今でも覚えている。」というのです。

 

2.自宅に毎朝配達されてくる朝日新聞を開くのを楽しみにしています。その最大の理由は、有名人の死去のニュースです。最近では、俳優の田村正和さんが4月3日に死去されました。彼の父親は有名な映画俳優の坂東妻三郎(バンツマ)であり、兄弟には長兄の故田村高廣,弟の田村亮がいます。TVではいろいろなシリーズに登場していました。

 

 

3.また、朝日新聞の5月15日の15面「ひもとく」の欄には、評論家の津野海太郎が「追悼・小沢信男さん」を書いていました。津野さんは「年の初めに半藤一利さんが90才でなくなり、さびしく思っていたら、この3月3日、ふいに小沢信男さんまでがいなくなった。享年93才―」とつづけて、津野さんは、「半藤さんと同様、小沢さんも関東大震災の下町に育ち、東京大空襲を中学生として体験した世代に属する。」「そして、これまた同様に、2つの大量死の記憶と、その記憶を平然と捨てて恥じない為政者への怒りを手放さず、その思いを終生、容赦ない下町口調で軽快に語り続けた。」というのです。津野海太郎さんによると、小沢信男さんの著書としては次の3作品を挙げられています。
(1)「裸の大将一代記―山下清の見た夢」(ちくま文庫)
(2)「東京骨灰機構」(ちくま文庫)
(3)「俳句世がたり」(岩波新書)
 この中の(2)作品にある「骨灰」とは、死体を焼いた後に残った骨と灰のことです。

 

4.さらに2人の有名人が死去されました。その1人はわが国のバレエ界の草分けとして活躍された松山樹子(本名・清水樹子)さんが5月22日に急性心不全のため死去されました。松山さんは昭和23年に清水正夫さんと「松山バレエ団」を創設され、森下洋子を正解的バレリーナに育成しました。98才でした。
 もう一人は、漫画家の富永一朗さんが5月5日に老衰のため死去されました(96才)。
 富永さんは「チンコロ姐ちゃん」をはじめ、大人向けの漫画でヒット作を生む一方、テレビのバラエティ番組「お笑いマンガ道場」にも出演し、明るいキャラクターでした。私は日本マンガ学会の会員ですが、作品は残っていますから、これからも多くの愛読者を喜ばせることでしょう。

              

            (産経新聞2021年5月23日25面)

 

5.わが国のスポーツ界でビッグニュースがあります。それは東京六大学野球で、東大が法大に勝って、「東大、連敗64で止める」という見出しが朝日新聞5月24日(月)の9面のスポーツ面に掲載されていたのです。
 私の記憶では、2017年秋に東大が勝利して勝ち点1を挙げたときの投手は、現在NHKのアナウンサー室のキャスターである大越さんであり、彼は新潟県寺泊(長岡市)の出身で、高校は新潟市であり、ストレートで東大に入学したのです。
 いずれにしても、東大の野球部が春のリーグ戦で1勝したというニュースは嬉しいことです。

 

6.本日の朝日新聞記事中の「最高裁人事」によると、2人の判事の異動が認められました。6月2日限りでは知財高裁部総括判事の鶴岡稔彦さんが定年退官されました。また、6月3日付で、水戸家裁所長の東海林保判事が知財高裁部総括判事に異動されました。(6月3日追記)

 

 

7.今月の「裁判例研究コーナー」では、次の4件について紹介いたします。

 

(1)「カバンの形状」立体商標権侵害・不競法違反損害賠償請求控訴事件:東

   京地裁令和2年12月17日(3部)判決<控訴棄却>➡F−79−1

(2)「公衆電話ボックス型金魚箱」著作権侵害差止等請求控訴事件:大阪高裁

   令和3年1月14日(8民部)判決<控訴棄却>➡D−129−1

(3)登録商標「色彩図形」商標権侵害差止等請求控訴事件:知財高裁令和3年

   4月21日(3部)判決<控訴棄却>➡F−80

(4)出願商標「六本木通り特許事務所」拒絶審決取消請求事件:知財高裁令和

   3年4月27日(4部)判決<請求棄却>➡G−307

 

 

8.このHPに掲載されている私の論文,論説には著作権が与えられていますので、無断複製を禁止いたします。もし引用される場合は、必ずその出所を明記して下さるようにお願いいたします。 All Rights Reserved.


 
    牛 木 内 外 特 許 事 務 所
  弁 理 士  牛   木   理   一

〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3丁目27番地
大洋ビル4階(秋葉原駅東口5分)
(併設)有限会社 IPビジネスコンサルティング
TEL:03−3866−3503
FAX:03−3866−8319
 e-mail:upat@blue.ocn.ne.jp